coffee & wine
珈琲はワインのようになりつつあるといわれています。
ブラジルの豆もただ ブラジル というだけではなくなっているのです。
例えば、ブラジルはカルモ・デ・ミナスという地域の北部にある、〜〜農園の豆。
そこで収穫される珈琲豆は、チョコレートやオレンジのような柑橘のフルーツを
彷彿とさせる風味を持ちます。
また標高が高く気温の寒暖差が大きい為、コーヒーチェリーがゆっくりと完熟し、
良質の酸のある、高品質な珈琲豆が収穫されます。
このような説明を聞くと、まるでワインのようではないでしょうか。
これからの珈琲業界が、ワインのように土地の個性(テロワール)を
大切にしていったならば、珈琲のロマネ・コンティはどこになるのか?
お店を始める前から、こんな事を夢想していました。
「もしも存在するなら飲んでみたい。」 今も想いを巡らせています。
それは究極の珈琲かもしれない。
珈琲のロマネ・コンティは、もしかしたら古くからの生産者達が
経験から目星をつけているかもしれませんし、
未だ珈琲の栽培をした事もない土地に、神に祝福された畑があるかもしれない。
珈琲のクリュッグは、まだまだ研究をしなければなりませんが、
珈琲のラトゥールを提供しているお店は世界のどこかにあるかもしれません。
もしもそんな珈琲に出逢った方がいらしゃったら、是非とも教えて下さい。