Amadeus その4
実は語り手 サリエリ の回想物語。
なぜ多くの人が、この映画に魅かれるのか。
それは主人公 サリエリ に共感するからではないでしょうか。
天才に出逢う。
そんな体験をするといかに自分が平凡な人間か思い知らされます。
(思春期から抜けきっていない頃は、そんな自分に絶望したものですが、
いつからか自分の平凡さを受け入れるようになりました)
旅の途中、ウィーン中央墓地でサリエリの墓を探してはみたものの、
数多ある墓石の中から、僕には彼の名を見つける事ができませんでした。
他の楽聖達のお墓と共に、モーツァルトの記念碑はすぐに見つかりましたが。
もし見つけられたならば、花でも供えたかったなぁ。
(この映画のストーリーがフィクションであったとしても)