Wine Grocery 30th Anniversary

京都を代表するワイン専門店 ワイングロッサリー さんが今年で設立30周年。


そして4月から、まさきこさんが社長就任。


おめでとうございます。





先日、全日空ホテルで開かれた、ワイン業界に向けたお披露目会(?)には、


元スタッフという事で、僕のような若輩者も招待していただきました。





壇上での立派なあいさつを聴いていると、新社長のまさきこさんは、


すでに社長としての覚悟と、オーラが感じられます。


これから、ますます企業として発展されていくであろう事を、


新社長の空気から感じ取りました。





今のワイングロッサリーさんがあるのは、


時代に流されず、自らの信念を貫いてこられた結果です。


これからもそうあり続けるでしょう。







来賓である業界の先駆者の方々の祝辞を聴いていると、




自分を信じて、前に進め!!!





そういわれた気がします。



(この祝辞を聴けただけでも、来てよかったなぁとおもった瞬間、


 持っていたワインをズボンにこぼしている事に気づく。


 しかもルフレーヴのマコン・ヴェルゼ。
 

 あぁ、自分は相変わらず駄目だなぁ。と一度後悔してから、


 赤じゃなくてラッキーと考え直してみる。)





ワインを通して、みんなが幸せになる事。


それが 株式会社 ワイングロッサリー が目指し、


実現している事のようにおもいます。




多くの会社の存在意義は会社の利益を追い求める事(建前は別として)なので、


ここまで人を大事にしている会社を他に知りません。


(生産者・小売業者・消費者の、みんなが幸せになるという事。


 誰かが甘い蜜を吸っている陰で、誰かが泣いている。


 それが今の社会の多くの現実。)




誰だって幸せがいいに決まってる。



けれどもみんなが幸せになるのは難しい。



だから、それを実現しているワイングロッサリーさんは、素晴らしい会社です。












僕が働いていた頃、ワイングロッサリーのショップでは


モーツァルトの“フィガロの結婚”や“ディベルティメント”がよく流れていたように記憶しています。



昔訪れた東北の酒蔵が、モーツァルトを聴かせて日本酒を仕込むと酵母が長生きすると言っていました。


ワインの瓶内熟成とは関係ないかもしれませんが、


心地よい音楽の中で、ワインも人も、より美味しく熟成していくに違いない。