男はつらいよ × 南座

南座で“男はつらいよ”を上映しているとの事。


寅さん好きとしては劇場で観る事が出来るチャンス(しかも南座で)。


早速先日のお休みに観に行ってきました。









僕は歌舞伎に縁のない人生を送ってきたので、初めて南座に入りました。


趣のある、綺麗な建物内を眺めているだけで、どんどん時間が過ぎていきます。


こんなところで映画が観れるなんて、贅沢だ!





上映内容は毎日変わるそう。



僕が観た日は、



男はつらいよ 第13作 寅次郎恋やつれ”




マドンナは吉永小百合さん。 


いやー、若い頃からすごく綺麗ですねー。 それに演技も上手いです。


久しぶりに“男はつらいよ”を観ました。


(とはいっても全作品を制覇したわけではないですけど)





寅さんが入れた珈琲を口にする度、


みんなが順に顔をしかめているシーンが個人的にはつぼでした。






この映画が名作なのは、人間を描いているからでしょう。


それに旅先の風景は、それだけで画になります。


懐かしき昭和の風景も魅力です。


(小説家の先生が、煙草を筒型の缶から出すシーン。


僕の後ろに座っていたおじさまは「懐かしいぃぃっ。」と呟いていました。)


さらには毎回変わる魅力的なマドンナ。


いやー、こんなに見所があったら、この映画が皆に愛されるわけです。





個人的な意見ですが、寅さんにはチャップリンに通じるものがありませんか。









観客の8割はオーバーフィフティ。


平日の朝だとゆうのに、結構席が埋まっていました。さすが寅さん!