モダン・タイムス

“モダン・タイムス”


高校の英語の授業で観たのが、この映画との出逢い。


(英語の授業なのにサイレント映画を観せるなんて、今おもえば粋な先生ですね。)


この映画が作られたのは、約80年前。


もしも今の時代をチャップリンが生きていたならば、


“モダン・タイムス”はどんな映画になっていただろう。


この映画を観るといつも想います。









チャップリンがカフェのウェイターをするシーン。


ローストダックと一緒にキャンティのようなボトルを運んでいます。


(最近では見かけなくなった、ボトルの半分が藁に包まれたかわいいワインです。


そういえば、魚の形をしたぺッシェのボトルも見かけませんね。)







もしもあれがイタリアワインのキャンティなら、


なぜあの場面にチャップリンキャンティを選んだのか?


アメリカの話なのだから、カリフォルニアのワインでもいいのではないか?


作中の音楽まで作曲している完全主義者のチャップリンならば、何か理由があるはず。



台風17号でお店が暇だったので、そんな事を考えていました。


(もし理由を知っている方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい。)











“モダン・タイムス”には時代を渦巻く不安と、未来への希望があります。


そして名シーンの数々は、チャップリンの魅力満載。


きっとこの映画は、100年後の世界を生きる人々にも感動を与えるでしょう。


いやー、名作ですね。