Beethoven Symphony No.5
この曲に付けられた名前は「運命」。
ベートーヴェンが自ら名付けたわけではないそう。
“不滅の恋”という映画の中で、
ゲイリー・オールドマン演じるベートーヴェンがこんな事を言っていました。
「音楽が表しているのは哲学だとか、思想ではない。ありのままの事実だ。」
たしかこんな感じのセリフだったとおもいます。
(脚本家の言葉であったとして、クラシック音楽にそんな聴き方があるのかぁ、と
まさに目から鱗でした。)
「運命はこのようにして扉をたたく」
有名な“ダダダダーン”という音の意味。
ベートーヴェンが残したこの言葉は、彼の体験談なのかもしれません。
第1楽章だけ聴くのはもったいない。
是非最後まで聴いてみてください。
それはきっと彼が残した体験談。(もしくは彼が描いた理想像。)
この曲が素晴らしいのは、希望に満ちているからでしょう。
そう、運命には希望があります。
(この曲を聴いていると、努力・友情・勝利 という
一昔前の、週刊少年 ジャンプ が掲げていたスローガンを体現しているような
気がしてきます。
ただ、なんとなくです。
あれ、僕だけ?)