Beetoven Piano Concerto No.5
ベートーヴェンのピアノ協奏曲 第5番 “皇帝”
ナポレオンのフランス軍がウィーンを侵攻。
砲撃のなかで作曲されたのがこの協奏曲らしい。
以前に友人のお父さんからお薦めの“皇帝”を教えていただいた事を思い出します。
演奏はギーゼキング。
第二次世界大戦時のベルリンで録音。
この録音の第一楽章では、遠くで聴こえる砲撃の音が入っています。
砲撃のさなかに生まれたこの曲が、100年以上の時を経て、
砲撃の中で演奏されたというのも、不思議な巡り合わせ。
ちなみに世界で最も早い時期のステレオ録音らしいです。
「人は死と背中合わせの中でも音楽を求めるのだ。」
このギーゼキングの“皇帝”を聴くと想います。
華々しいこの副題はベートーヴェン自身が付けたわけではないそう。
そういえば僕の姉の結婚披露宴でこの曲が流れていました。
いやー、名曲ですね。