Brahms Symphony No.1
夕御飯の後、ちゃぶ台の上に残されたひじきをつまみながら、
子供が遊ぶのを眺めていた時の事。
流していた第2楽章の終わりのヴァイオリン・ソロを聴いて想いました。
「あっ、幸せだ」
幸福とは様々な事が作用して、ふとした時に気づくものなのでしょう。
とりわけ音楽を聴いていて、うっとりする瞬間というのは幸福なのです。
第4楽章でのホルンの後の有名な主題は、山の頂上から眺める景色のような、
山から吹いてきた春の風の中にいるような、そんな気持ちになります。
よく比べられるベートーヴェンの交響曲第9番とブラームスの交響曲第1番。
両方とも好きなので、今まで嫌いになりそうなぐらい聴いてきました。
もしも2つの交響曲を生き方に例えるならば、
最近はベートーヴェンの9番よりも、ブラームスの1番のような生き方がいいなぁ。
なんておもったりします。
あっ、今年は節分の豆食べ忘れてました。
珈琲豆はかじりましたけどね。