Brahms Violin Sonata No.2
「僕は2番が好きだな。」
「何の事?」って、
ツッコミされそうな始まりですが、ブラームスのヴァイオリン・ソナタの話です。
交響曲第4番を書き終えた後、ブラームスはスイスの湖の近くで夏を過ごし、
一人、静けさの中で作曲をしたそう。
その頃に作曲されたのが ヴァイオリン・ソナタの2番やチェロ・ソナタの2番等々。
ブラームスのヴァイオリン・ソナタの2番には、リラックスしてただただ音楽に身を委ねる喜びがあります。
滞在の間、午前中を仕事にあてたブラームスは、朝から上等のモカの豆を
自分で挽いて珈琲を入れていたらしい。
んっ? 上等のモカ???
イエメン? それともエチオピア?
なにより、19世紀のモカはどんな味だったのだろう。
珈琲好きなら思いを巡らせるはず。
とりあえず今日もこの曲を聴きながら、モカを淹れてみよう。
あっ、花粉症の店主は目が腫れていますが、
いじらず、見て見ぬふりをしましょう。