Gogh その2
ゴッホの話の続き。
“ワシントン・ナショナルギャラリー展”で観た
ゴッホの“自画像”は最晩年の一枚。
背景の青紫に対して、自身を反対色の黄色ベースで描いた、“星月夜”配色。
死を予感させるようで、しかし希望もみえる、そんな何かを感じとりました。
もしゴッホが、この絵にできる人だかりを見たら、どう思うだろうか。
そんな事を考えていると、複雑な気持ちになってきました。
ゴッホの“自画像”には何枚か出逢った事があります。
年代毎のタッチの違う“自画像”が4枚並べられていて、
見比べが出来るという贅沢な体験をした覚えがあります。
(さすがゴッホ美術館。他では真似できませんね。)
“自画像”って面白いですね。 その瞬間のゴッホに逢える。
黒澤明が見た夢のように。