2012-01-01から1年間の記事一覧

お知らせ

年末年始、営業日のお知らせです。 12/30 9:00〜18:00 12/31 休業 1/1 9:00〜18:00 1/4 までは18:00 閉店予定です。 皆様の御来店を心よりお待ちしています。 よいお年を。

お知らせ

誠に勝手ながら、本日は臨時休業致します。 どうもすみません。 良い一日を。

TIME OUT

ジャズばかり聴いていた20代前半。 出掛けの準備であわただしい朝の時間。 いよいよ急がなくては遅刻する〜。 という時刻とともに、名盤“TIME OUT”を流し初めるのが恒例でした。 (あっ、タイトルからすでに遅刻していますね。) 特に一曲目が印象的。 ピアノ…

Wine is music

ワインとは音楽である。 ワインに興味を持って、少しだけ踏み込んだ人はよく耳にする言葉ではないでしょうか。 「私にとって1本のワインは交響曲であり、 1杯のグラスワインはメロディのようなものだ。」 有名なフィリップ・ド・ロートシルト男爵の言葉。 ワ…

Brahms Strings Quintet No.2

秋になるとブラームスが聴きたくなるのは僕だけでしょうか。 ブラームスの音楽は、ロマンチックっていうか、 ノスタルジックっていうか、メランコリックっていうか。 とにかく美しく、感傷的で、記憶を掘り下げてくる。 あっ、だから秋にピッタリなのか。 秋…

Beethoven Symphony No.5

ベートーヴェンの交響曲 第5番 この曲に付けられた名前は「運命」。 ベートーヴェンが自ら名付けたわけではないそう。 “不滅の恋”という映画の中で、 ゲイリー・オールドマン演じるベートーヴェンがこんな事を言っていました。 「音楽が表しているのは哲学…

シャガール × 京都文化博物館

初めてシャガールの名前を聴いたのは、 ジッタリンジンの曲の中。 たしか、「シャガールみたいな青い夜」? そんな子供の頃の刷り込みのせいか。 僕の中でのシャガールは青のイメージでした。 今回京都でシャガール展があるとの事。 なんとチラシの配色はシ…

モダン・タイムス

“モダン・タイムス” 高校の英語の授業で観たのが、この映画との出逢い。 (英語の授業なのにサイレント映画を観せるなんて、今おもえば粋な先生ですね。) この映画が作られたのは、約80年前。 もしも今の時代をチャップリンが生きていたならば、 “モダン・タ…

ワインの飲み頃 その2

「ワインの飲み頃を決めるのはお客様である」 それが前回の答え。 美味しいと感じる味わいの幅は人それぞれ。 渋みの印象的な若くて力強いワインが好きな方もいれば、 穏やかで、エレガントな酸味のワインが好みな方もいます。 渋みを拒絶する人には、うまみ…

ワインと飲み頃

ワイン屋に勤めていた頃の話。 納品先のお客様から、 「このワインの飲み頃はいつですか?」 と尋ねられた事があります。 銘柄は ジュブレ・シャンベルタン 生産者は 今は亡きドニ・モルテ 、ヴィンテージは2004年。 それはまだ造られてから、そろそろ3年経…

男はつらいよ × 南座

南座で“男はつらいよ”を上映しているとの事。 寅さん好きとしては劇場で観る事が出来るチャンス(しかも南座で)。 早速先日のお休みに観に行ってきました。 僕は歌舞伎に縁のない人生を送ってきたので、初めて南座に入りました。 趣のある、綺麗な建物内を眺…

小さな恋のメロディ

“小さな恋のメロディ”という映画の話。 「小さな恋のメロディってゆう映画を、観た事がないなら早く観た方がいいぜ!」 高校時代、最も聴いていた“Blankey Jet City” がそう唄っていました。 「なんと! 僕はまだ観てない。 早く観なくては!!!」 ミーハー…

お知らせ

まことに勝手ながら、22日(水)〜 24日(金)の間はお休みをいただきます。 (21日の営業は 17:00 までになります。) 25日からの皆様の御来店を、心よりお待ちしています。 よい一日を。

From the New World

交響曲第9番 〜新世界から〜 作曲はもちろん ドヴォルザーク。 学生時代に卒業論文を書きながら、何度も流し続けていた曲。 理由は単純。 論文のテーマだった黒澤明監督が、「七人の侍」を制作中に聴いていた曲だから。 新世界からの音楽。 それは、冒険の…

Tchaikovsky Serenades for strings

ワインの試験勉強をしていた頃、いつも聴いていた曲があります。 “弦楽セレナード” 作曲はチャイコフスキー。 特に一次試験直前の真夏日には、ただただ何度も繰り返し聴き続けていたように記憶しています。 その頃の僕は、クーラーのない長屋に暮らしながら…

Trainspotting

中学生の頃、近所のレンタルビデオ屋さんにあるポスターが貼ってありました。 “未来を選べ!” 強烈なキャッチコピーと、オレンジ色が印象的なカッコいいポスター。 「この映画、ジョニオ(高橋盾 アンダーカバーのデザイナー)が劇場に7回も観に行ったらしいぜ…

お知らせ

まことに勝手ながら、26日(木)〜 30日(月)の間はお休みをいただきます。 (25日の営業は 17:00 までになります。) 31日からは営業していますので、皆様の御来店を心よりお待ちしています。 よい一日を。

Mariage 

先日、学生時代の友人の結婚式に出席しました。 ジャン・エシュノーズの“ラヴェル”を読みながら、 電車に揺られ、久しぶりの自分の時間。 天井の高いイギリス式教会で、生演奏が心地よく響く。 アンティークの家具とステンドグラス。 夕暮れ時のようで、今が…

七夕かみしばい会

7月7日は七夕かみしばい会。 雨降りかとおもいきや、ギリギリセーフの曇り空。 天候が不安定な中、たくさんの方にお越しいただきました。 来てくれた子供たち。 お越しくださった大人の皆様。 そして演じ手の みのり さん。 どうもありがとうございました…

七夕かみしばい会のお知らせ

七夕の日、ヴィオロンに紙芝居がやってきます。 演じ手は みのり さん (やさしい笑顔が好印象なお兄さんです)。 最近では街中で観る事もなくなった紙芝居。 どうやら日本独自の文化らしい。 是非、こども達に体験させたいですね。 それに、大人もなんだかノ…

Tchaikovsky Piano Trio

「僕のお葬式には フランクのチェロ・ソナタ を流して欲しい。」 そんなセリフを妻にカッコつけて言っていました。 この曲を聴くまでは。 ピアノ三重奏曲 〜偉大な芸術家の思い出のために〜 作曲はチャイコフスキー。 彼の ピアノ協奏曲 第1番 を酷評した事…

Wine Grocery 30th Anniversary

京都を代表するワイン専門店 ワイングロッサリー さんが今年で設立30周年。 そして4月から、まさきこさんが社長就任。 おめでとうございます。 先日、全日空ホテルで開かれた、ワイン業界に向けたお披露目会(?)には、 元スタッフという事で、僕のような若…

Cafe Violon 演奏会

先日の日曜日は、Cafe Violon 演奏会。 お越しいただいたお客様。 演奏会にご協力いただいた皆様。 演奏していただいた H2O string Quartet の皆さん。 どうもありがとうございました。 個人的には、モーツァルトの“ディベルティメント 第1番”が素晴らし…

演奏会のお知らせ

Cafe Violon 演奏会のお知らせです。 H2O String Quartet 曲目 ・モーツァルト/ ディベルティメント 1番 全楽章 ・ハイドン/ひばり 第1楽章 ・ラフマニノフ/ヴォカリーズ 他 6月3日(日) 15時開演 14時30分開場予定 (当日は準備の為、14時…

Goldberg Variationen & Glenn Gould 2

“演奏は恋愛である。” ある時から演奏会をしなくなったグレン・グールド。 彼の鼻歌混じりのデートが聴けるのが “ゴールドベルク変奏曲 1981” 前作から26年。 若き日の録音は、若き日だったからこその名演奏で、 こちらは晩年だからこその名演奏。 眠れぬ夜…

お知らせ

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。 5月3日、当店は定休日ですが営業致します。 皆様の御来店を心よりお待ちしています。 よい休日を。

Goldberg Variationen & Glenn Gould

学生時代、軽音楽部だった友人が、 「クラシックは聴かないけれど、このアルバムは好き」と言っていた。 “ゴールドベルク変奏曲 1955” 弾き手は若き日のグレン・グールド。 それまでのバッハ演奏としては考えられない、大胆な解釈。 スピーディで、駆け抜け…

Amadeus その4

“アマデウス”といえば、モーツァルトが主人公のようで、 実は語り手 サリエリ の回想物語。 なぜ多くの人が、この映画に魅かれるのか。 それは主人公 サリエリ に共感するからではないでしょうか。 天才に出逢う。 そんな体験をするといかに自分が平凡な人間…

Amadeus その3

“ルートウィヒ・B” 手塚治虫さんが映画“アマデウス”を観て、 そのインスピレーションから描いた漫画。 主人公は ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。 残念ながら未完で終わっていますが、2巻まで出ています。 素晴らしい表現力で、音楽を視覚的に描いて…

Amadeus その2

以前に働いていた会社でお世話になった方のお話。 昔、当時6歳だったお子さん達と、一緒に 映画“アマデウス”を観ていたそう。 とても感受性の強いお子さんで、観終わった時には涙を流していたそうです。 アマ = 愛 デウス = 神(ゼウス?) アマデウス = …