小さな恋のメロディ
“小さな恋のメロディ”という映画の話。
「小さな恋のメロディってゆう映画を、観た事がないなら早く観た方がいいぜ!」
高校時代、最も聴いていた“Blankey Jet City” がそう唄っていました。
「なんと! 僕はまだ観てない。 早く観なくては!!!」
ミーハーなので早速レンタルビデオ屋さんに行って探したものの、貸出中。
知り合いの店員さんに聞くと、ずっと貸出中で、半年くらい返却期限を過ぎているとゆう。
(田舎なので、こうゆう映画を置いているビデオ屋さんは他になく、ただ待つしかないのです。
けれども半年も期限を過ぎたビデオは延滞料が怖くて、返しには来ないでしょう)
それからしばらく経った頃、たまたまテレビで深夜に放映があったおかげで、運良く観る事が出来ました。
邦題のタイトルの付け方がすごくいいですね。 タイトルからすでにテンポがいいです。
ビージーズの音楽もいいですけど、何より主人公に憧れます。
あのくらいの年の頃、もしも自分が同じ状況になったなら、あんなに勇気はなかったでしょう。
子供の頃はからかわれるのが嫌だから、好きな異性よりも友達の方を優先してしまうものです。
だから観客はみな、主人公に自分を重ね合わせるのかもしれません。
この映画を思い出す時、楳図かずおさんの漫画“わたしは真悟”や
宮沢りえさんのデビュー映画“ぼくらの七日間戦争”も一緒に思い出してしまうのは僕だけでしょうか。
ちなみに僕が地元を離れる時も、まだ“小さな恋のメロディ”は貸出中でした。
くやしい!