Beethoven frieze
クリムトの“ベートーベン フリース”
ベートーベンの交響曲NO.9をモチーフに描かれた壁画。
もう随分前の事。
兵庫の美術館に“ベートーベン フリース”が来た事がありました。
目近に観る“ベートーベン フリース”と、会場に流れる第9の第4楽章。
そのスケールの大きさに、まだ学生だった自分が、
狭い会場で、1時間以上立ち尽くしていた事を覚えています。
それから何年か後、旅の途中で再び“ベートーベン フリーズ”に逢いました。
ウィーン分離派会館(セセッション)では、天井近くの高い位置に壁画があり、
音楽は流さず、広々とした空間です。
以前に兵庫で観た時よりも、スケールが大きさを増し、
頭の中で流れる第九の旋律と共にここでも長居をしてしまいました。
もう12月。
日本の年末は第九を聴く事が多くなりますね。